2018年12月27日木曜日

労作日記  前期後半を終えて

 労作の授業では、「ものごとの始まりと終わりを経験する」という事を大切にしています。

 例えば、種植えから収穫、そして収穫したものをランチのご飯でいただく、そして生ごみを堆肥にするという経験です。始まりから終わりを知るという事。また、木を伐採し、乾かして薪ストーブで燃料として使い、灰は土の肥料にしている、その事も「始まりから終わり」を知る経験です。

 このような始まりと終わりを知るという経験は、皆さんの好奇心を刺激している事がわかる場面があります。

 コンポストの生ごみを土に混ぜている時ある生徒がこんなことをつぶやいていました。「4月から毎日ここに生ごみを入れているのが、こんな風に土になるんだね、素敵だね、捨てるはずの物が資源になるんだね」。

 生ごみがこうして土になっていく様子、そして秋には落ち葉も加わって、生ごみ、そして落ち葉のミルフィーユです。この4月から続いているコンポストが春には上質な土になって、来年度の畑として利用できますように!!始まりと終わり、そして、循環していくサイクルの面白さに魅せられて・・・・・。来年も土が熟成してくれますように、皆さんの鍬活動、「切り返し」作業、がんばりましょう!

 

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 コンポストで出来た土を混ぜて作った畑です。緑の草が覆っているのは、土の中に栄養を作ってくるというマメ科のレンゲソウ草です。レンゲソウの根は植えている植物にケイ素という育つために必要な栄養を与えてくれます。ここでじっくりと2か月かけて立派に育ちました。そのほうれん草、種から植えて育ててくれた浅間クラスの皆さんが、ほうれん草スープにして前期最後の授業で美味しくいただきました。

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写真2・3)
 春から続けているコンポスト。落ち葉も混ざっています!!春にはフカフカな土になっているか楽しみです!

 

 

 

 

 



2018年12月26日水曜日

労作日記(2018.12.13) 【3年六甲クラス】

141030_095459 12月13日(木)4限、六甲クラスの労作です。

 寒空の中で外で労作を!とも思いましたが、私も寒さに耐えかねてしまい、本日はチャペル清掃を行いました。日常清掃では行き届かない椅子の下や足を雑巾でキレイに拭きました。チャペルの椅子はとても重たく、2~3人で協力をして椅子を起こす作業は思ったよりも力仕事だったようです。来週に行われる賛美歌発表会。お客様に気持ちよく過ごしてもらうために頑張りました。

 



2018年11月23日金曜日

労作日記(2018.11.21) 【1年苗場クラス】

 11月21日(水)3限、苗場クラスの労作です。

 本日の労作は、花壇作り、落ち葉掃き、4階男子トイレと体育館の清掃用具かけの製作の3コースに分かれました。雨が時折降る中での花壇作りと落ち葉掃きでしたが、一生懸命に作業に取り組む姿勢に入学当初から少しずつ成長している様子が感じられました。落ち葉掃きは袋いっぱいに落ち葉をつめ、時間ぎりぎりまで作業を行う姿勢も素晴らしい!見ていて気持ちのいい労作でした。  

 清掃用具かけは電動ドライバーを使ってのねじ止め作業でしたが、苦労しながらもねじを止めていました。この後塗装をして完成となります。乞うご期待です。

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2018年11月21日水曜日

労作日記(2018.11.20) 【3年大雪クラス】

 11月20日(火)、大雪クラスの労作です。

 本日は落ち葉はきと畝作りに分かれて作業しました。

 個性の強い大雪クラス。私が半年前に初めて労作の授業に参加したときに、「なんてパワフルなクラスなんだ。」と驚いたことをよく覚えています。途中、雨が降るなど悪条件の中での労作となりましたが、文句一つ言わず、黙々と落ち葉をはいてくれました。校舎周りの道はスッキリとして、気持ちは晴れやかになりました。大雪クラスにとっての労作の授業は残り5回。それぞれの個性がひとつになったとき、とんでもない力を発揮すると思います。

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2018年10月30日火曜日

労作日記(2018.10.26) 【2年白馬クラス】

 10月26日(金)2限、白馬クラスの労作です。

 日に日に肌寒さが身に染みるようになり、めっきり秋の深まりを感じる今日この頃。

さて今日の労作のメニューは、

・担任の堀越先生が買ってきたかわいいパンジー、スミレの苗植え。

・軍手を整理棚に棚整理

・収穫したサツマイモの土を流す

・コンポスト作業

 

 これら4つの作業は、皆、分担された所で秋晴れの中取り組んでくれました。

 花の苗植え作業は、以前3年生の雲仙クラスの先鋭達が、立派な畝を作ってくれた所を使用しました。11月のオープンスクールに中学生が来てくれるまでに整えられればと、雲仙クラス以外の人たちも畝を整えたり、ほし草マルチをかぶせたり、多くのクラスの協力のもと花壇が仕上がっていってます。

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2018年10月20日土曜日

労作日記(2018.10.17) 【2年鳥海クラス】

 10月17日(水)2限、鳥海クラスの労作です。

 待ちに待った芋ほりです。3年次では玉ねぎを育てるため、今日が敬和での最後の芋ほり。意気込んで畑に向かいました。今年は猛暑の影響か、小ぶりなサツマイモの収穫となってしまいました。途中から雨が降り出し、芋ほり中断。来週残り半分の芋を掘ることになりました。来週も芋ほりできると喜ぶ前向きな生徒たちでした。

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2018年10月18日木曜日

労作日記(2018.10.16) 【1年磐梯クラス】

 10月16日(火)4限、磐梯クラスの労作です。

 

 さわやかな秋晴れ、何という芋ほり日和!

 初めての畝作りをしたのが5月。

 植えた苗を枯らしてはならない、そして収穫して美味しく食べたいとの一心で

 水をやり、草をむしって育ててきた。

 

 私たち人間は、地を耕し、栄養を与え、水を注いだだけ。

 命を与え、育み、ここまで成長させたのは神さまの仕事。

 そのどちらが欠けてもいけない。

 なんだか教育そのものみたいだ。

 

 ほらそこの君!

 もっと土の奥深くに、サツマイモが隠れているよ!

 深く掘らないと見つけられないんだ。

 

 これからどうやって収穫の恵みを味わおうかな。

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