2013年5月1日水曜日

労作日記

今日から“労作日記”と題して、敬和学園がとても大切にしている「労作教育」について、また日頃の各クラスの「労作授業」の様子を伝えていこうと思います。どんどん更新していきますのでぜひご覧ください!

 初回の今日は、“労作”についてお話したいと思います。


1.はじめに、敬和の「労作教育」って? 
 「労作」とはドイツで生まれた言葉です。本来は、ドイツ語のArbeit(アルバイト):『働くこと、労働』という意味があり、敬和学園が大事にしている授業のひとつです。いすに座って勉強することも、もちろん大切なことです。それだけではなく、手足をいっぱい使って汗を流しながら働くことで、人間らしい心と体をつくりたい。人を笑顔にする喜びを知ってもらいたい。私たちはそう願っています。


2.実際に、何をするの? 
・学校の敷地内の草取り
・クラスの畑づくり
・イモの苗植え、収穫(さつまいもパーティーがあるかも!)
・枯れ木の伐採
・学校便りを卒業生などに発送する準備(発送労作といいます。)
・校内の掃除(なかなか掃除の時間ではできない窓ふきetc…)

 などなど。こんなことをみんなで力を合わせてやります!さぁ、楽しもう!


3.注意すること! 
・労作の時間は、労作着を着用しましょう。
 敬和ジャージ(体操着)、制服は厳禁!
・労作では、たくさんの道具を使います。時には危険な道具を使うこともあります。
 しっかり先生の話に耳を傾けましょう。
・楽しく積極的に参加しましょう。


4.労作着って何だ? 
 動きやすくて、汚れても良いようなものを身に着けてください。例えば、「中学校の頃の体操着やウィンドブレーカーなどを着て、スニーカーを履く」などといった、簡単なもので大丈夫です。


 敬和の労作はやればやるほど楽しい!と思える教科です。労作後の達成感とランチの美味しさ、そして何より、働いて人に感謝されることがこんなに嬉しいのか!と思えることが、敬和学園で学ぶ一つの醍醐味でもあります。

 今までもこれからも敬和学園は労作を大切な授業と考えていきます。そうした毎日の営みの中で、また明日何か新しい発見が待っているかもしれません!

敬和学園高等学校 労作科